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【製造業のDX化#】生産管理システムと自動倉庫システムの連携スタート

 

生産管理システムと自動倉庫システムの連携スタート/代表取締役 田中 秀範

 

株式会社テルミック(代表取締役 田中 秀範)では、 8月23日より生産管理システム(基幹システム)と自動倉庫システムの連携をスタートさせました。

これにより両システムに2重に入力するなどの作業がなくなり、お客さまからのお問い合わせにも、よりスムーズな対応ができるようになります。

当社は、お客様に「圧倒的に楽な購買体験」を提供するため、DXを推進していきます。

 

  • 生産管理システム … Easy-Pro(スクラッチ開発) 開発委託先:株式会社ユーテック(宮城県仙台市)
  • 自動倉庫システム … 自動倉庫管理システム(スクラッチ開発) 開発委託先:岡谷システム(愛知県名古屋市)

 

<企業経営及び情報処理技術の活用の具体的な戦略>

生産管理システム、お客さまとの取引を広げるシステムなどは、AI、RPAなどの技術も視野に入れ、社外の利用可能なデータとのデータ連携等、当社の競争力を強化する仕組みをより進化させていきます。

工場においては、パソコンのあるところに移動しての作業をなくし、ハンディ端末、最終的にはスマホを使い、その場で処理を完結できるようにしていきます。また、作業手順を習熟しなくとも直感的に処理ができるインターフェースを構築するなどにより生産性を向上させていきます。

 

非競争領域のシステム、例えば会計システムなどは既にクラウド化を進めてきています。非競争領域のシステムは、クラウド化を一層進め、カスタマイズ等を排除した標準化したシステムに移行させていきます。

 

<推進に向けた社内体制>

当社はDXを推進するため以下の体制を整えています。

  1. 代表取締役を中心に、各グループに1~2名の業務内容に精通しつつ、DXの実行を担う人材を配置
  2. デジタル技術やデータ活用に精通した人材は1名配置
  3. 生産管理システムの開発委託先との連携

 

<ITシステム・デジタル技術活用環境>

  1. 生産管理システムは、お見積の受付から出荷までを一気通貫で管理できる仕組みになっています。
  2. 同システムは、必要なデータを任意で抽出し、一般的なソフトウェアで集計、分析などできる機能を有しております。
  3. ネットワークは境界線防御を行っています。
  4. 拠点間は境界線防御によりセキュリティを確保し、テレビ会議システムなどコミュニケーションツールの利用も定着しています。
  5. 拠点には個別にUTMを設置し、外部とのアクセス制御を行なうとともに、テレワーク用PCはUTMを介してインターネットVPNにより社内システムにアクセスすることで、安全な在宅ワークの環境を整えています。

 

                                                                              以 上